上海の介護施設をみて来ました。


3月2日から6日、中国上海に行って来ました。
参加したメンバーは会社の経営者、大学教授、コンサルタント会社経営者と様々な職種の方々でした。観光というよりも、ビジネスツアーです。
中国は13億人が暮らし、そのうち2300万人が上海の人口です。東京の人口が1100万人といわれていますのでその倍の人々が暮らす街。1842年から約100年間も中国の領土でありながらイギリス、フランス、アメリカの支配下に置かれ、その街は上海租界といわれていました。
今は、ビジネスの街となっています。現に10万人の日本ビジネスマンが毎日働いています。日本人との人生観、価値観の違う人々が暮らす街にも高齢化社会は訪れます。
一人っ子政策や女性の9割が職を持つ国です。もちろん、介護保険制度はありません。家族が親を介護する事は日本以上に困難と思えました。日本ほど高齢化は進んでいませんが、2050年には中国も4人に一人は65歳以上の高齢者が占めるようになります。
そんな国の、異国の介護事情を少しでも見てみたいと思いました。
上海の青浦区にある老人ホームを見学する事が出来ました。国営の高齢者施設はありますが、私は民間企業が運営する老人ホームを見学しました。
オーナーは女性で、プロパンガス会社など経営している方です。
3万坪の敷地に施設は建てられていました。前は刑務所だったところを月に100万円で借り受けています。現在の入所者は177名。最高で730人は入所できるとのこと。職種は医師2名、看護師2名、介護職員44名。夜勤は12時間勤務。医師2名を配置している事には驚きました。医務室の中には数多くの薬品が並んでいました。
オーナーが歩くとほとんどの老人が握手を求め話しかけてきます。入所者の皆さんから慕われているのだと実感しました。施設の運営は国からの援助はなく、ほとんど利益はないとのこと。社会貢献のためにやっていると話す女性オーナーは飾り気のない質素な方でした。
                                        
                                    次回に続く

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